廃車時の任意保険解約と保険料の返戻金についての疑問を解決しよう！

廃車したら任意保険を解約して、残りの保険料を返してもらいたいと考えている人へ、返戻金に関する疑問をひとつずつ丁寧に解説します。任意保険の解約で損せず、得するために必要な条件を理解し、できる限り多くのお金が手元に残るようにする参考にしてみてください。

廃車時の任意保険について

車を廃車する場合、もう乗らないので、任意保険の契約を継続する必要はないという人が多いかと思います。任意保険の契約をどうするか、その判断材料となるのが「車両入替をするかどうか」という点です。

例えば、事故に遭い愛車が全損した場合、自損事故/もらい事故や過失の比率によってもことなりますが、相手方/自分の任意保険のいずれかを使うことにより、新しい車に乗り換える場合もあるので、そのような場合の廃車なら『契約車両の入れ替え』が便利でお得です。

事故車を廃車して、すぐに新しい車（新車/中古車は不問）に乗り換えるなら、契約している任意保険の担当者か代理店に相談してみてください。

廃車時の任意保険解約

任意保険を解約する選択をする場合、その判断にデメリットは無いか確認することを推奨します。自動車を廃車する場合、一般常識的に解約を選んでしまいがちですが、任意保険には２０等級に分けられた『ノンフリート等級』があるので解約してしまうと、また６等級からやり直し担ってしまい損をする可能性があります。

廃車後の任意保険契約について、解約して損しないために、３つの判断軸を紹介するので検討の材料にご活用ください。

廃車後すぐに車を買い換える場合

この場合、ノンフリート等級を据え置いた状態で、任意保険を継続する方が支払い保険料の割引率を維持できるので、車両入替申請（異動）手続きをするのがお得です！手続きは、各加入保険会社及び保険代理店に連絡をするれば、やり方を教えてくれるので心配いりません。

ただし、保険料については、新しい車の車種やグレードによっても変わる点は事前に理解しておきましょう。

廃車後、5年間は車に乗らない場合

一時抹消のコピーを添付し解約手続きをおこないます。保険期間に応じて返戻金が戻ってきます。さらに、現在の割引されている保険等級を次回加入時まで継続する場合は中断証明申請手続を行って下さい。最長10年間、最後の契約期間中の等級を据え置くことができます！

廃車後、他の車に乗らない場合

廃車時、既に他の車を所有しており、任意保険も別途加入済みの場合は、保険料がもったいないので解約しましょう。保険期間に応じて返戻金がありますので、各加入保険会社及び加入保険代理店にて手続して下さい。

任意保険は廃車前に解約が得！

自動車を廃車するまでには、１～３週間程度の期間を要することが多いため、任意保険の料金が課金されている状態が続くとお金の無駄になります。ただし、廃車するときに、自分で運転して持ち込みをする場合は、自分が乗る最終日まで任意保険は維持していたほうが、事故のリスクを考えても安心です。

任意保険は、自賠責保険のように『強制加入ではない』ため、いつでも申込みをすれば解約できる自動車保険です。

だからこそ、前もって自分が運転する最終日を決めておけば、『先付け解約』という方法をつかって事前に解約処理日を指定することができるのです。

先付解約は、事前に保険会社や代理店に申し出ておけば、余分な保険料を支払ったり、むやみに返戻金額を減らしてしまうリスクを防止できるので、廃車する際は、ぜひ試してみてください。

任意保険解約の返戻金について

任意保険会社対し、予め廃車予定日を連絡することで、余分な任意保険料を支払わなくて済む先付解約ですが、任意保険の開始日は月単位になっていますので出来るだけ、契約日以前に解約するほうが余分な保険料を支払わないですみます。

つまり、任意保険解約による返戻金を多く受けとりたい場合は、保険契約日前日まで十分に保険を使ってから解約するように期間設定をするのがポイントです。

廃車時の任意保険について『よくある質問』

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