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車のエンジンかからないけど電気はつく!原因9選と症状別対処法

車のエンジンかからないけど電気はつく!

車のエンジンがかからないけれど電気はつくという状況は、多くのドライバーが一度は経験する可能性があります。例えば、キーシリンダーを回してもエンジンが始動せず、ライトやオーディオなどの電気系統は正常に動作している場合です。今回は、バッテリーに電気が残っているのに、どうして車のエンジンがかからないの?とお困りの方のために9つの原因と対処法を解説します。

車のエンジンがかからないけど電気はつく原因 9選

車のエンジンがかからないけれど電気はつくという状況は、さまざまな原因が考えられます。具体的な原因を特定し、それに応じた対処法を知ることで、迅速に問題を解決することができます。このセクションでは、エンジンがかからない主な原因と、その具体的な対処法について解説します。

原因1. シフトポジションが正しい位置になっていない状態

オートマチック車の場合、シフトポジションが「P(パーキング)」もしくは「N(ニュートラル)」に正しく設定されていないと、エンジンが始動しません。これは安全装置の一環であり、誤操作による事故を防ぐためのものです。正しい位置にシフトポジションを設定し、再度エンジンを試みてください。

原因2. セルモーターの故障

セルモーター(スターターモーター)は、エンジンを始動するために必要な部品です。この部品が故障すると、エンジンがかからない場合があります。セルモーターに異常がある場合は、専門のメカニックに修理を依頼する必要があります。

原因3. ヒューズの断線や異常

ヒューズが断線したり異常が発生したりすると、エンジンがかからない場合があります。ヒューズボックスを確認し、必要に応じて断線したヒューズを交換してください。ヒューズの位置や種類については、車のマニュアルを参照することをおすすめします。

原因4. オルタネーターの故障

オルタネーターは、車の電気系統に電力を供給する重要な部品です。オルタネーターが故障すると、バッテリーが充電されず、エンジンがかからないことがあります。この場合も、専門のメカニックによる点検と修理が必要となります。

原因5. 電子キーの電池切れや故障

現代の多くの車には電子キーが搭載されていますが、この電子キーの電池が切れたり故障したりすると、エンジンが始動しないことがあります。電子キーの電池を交換するか、スペアキーを使用してみてください。

原因6. ハンドルロックがかかった状態

ハンドルロックがかかっていると、エンジンが始動できない場合があります。キーを回しながらハンドルを左右に揺らしてみると、ロックが解除されることがあります。

原因7. ブレーキやクラッチは踏んでいるか

特にオートマチック車では、ブレーキを踏んだ状態でないとエンジンが始動しない場合があります。マニュアル車ではクラッチペダルを踏む必要があります。これらの操作を忘れずに行ってください。

原因8. ガソリンは入っているか

燃料がない場合、エンジンが始動しないのは当然のことです。特に、長期間車を使用しない場合や、ガソリンが劣化している場合は注意が必要です。ガソリンが劣化している場合は、新しいガソリンを給油することを検討してください。

原因9. その他の電気系統の問題

電気系統の問題もエンジンがかからない原因となることがあります。イグニッションコイルの故障、エンジンコンピュータの不具合、燃料ポンプの故障、点火プラグの交換時期などが考えられます。これらの問題の場合は、車のメカニックやディーラーに相談して修理を依頼することが最善です。

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症状別の対処法

車のエンジンがかからない場合、その原因と対処法は状況に応じて異なります。ここでは、具体的な症状別にエンジンがかからない時の対処法について詳しく説明します。

1.電気はつくけどエンジンがかからない場合

まず、車の電気系統が正常に作動しているにもかかわらず、エンジンがかからない場合には、いくつかの原因が考えられます。その一つがバッテリーの劣化です。

バッテリーは電気を供給する源ですが、劣化するとエンジンをかけるための十分な電力を供給できなくなります。この場合、バッテリーを交換するか、ジャンプスタートを試みることが効果的です。

2.カチカチ音がする場合

車のエンジンをかけようとしたときにカチカチ音がする場合、セルモーターやスターターソレノイドの不具合が考えられます。セルモーターが動作していないか、スターターソレノイドが故障していることが原因かもしれません。

この場合は、セルモーターやソレノイドの部品の点検や交換が必要です。

また、バッテリーが十分な電力を供給できていない可能性もあるため、バッテリーの状態も確認しましょう。

3.キュルキュル音がする場合

エンジン始動時にキュルキュル音がする場合、原因として考えられるのはベルトの緩みや劣化です。特に、寒冷地ではこの問題が発生しやすいです。この場合、ベルトの張りを調整したり、劣化している場合は新しいベルトに交換することで問題を解決できます。

4.セルは回るがエンジンがかからない場合

セルモーターは正常に動作しているがエンジンがかからない場合、燃料の供給や点火系統に問題があることが多いです。ガソリンタンクが空でないか、劣化したガソリンが入っていないか確認してください。

もしガソリンが劣化している場合は、タンク内のガソリンを抜いて新しいガソリンを給油しましょう。

また、点火プラグやイグニッションコイルに不具合がある場合も、エンジンが始動しにくくなります。このような場合は、点火プラグの交換やイグニッションコイルの点検が必要です。

エンジンがかからない車の廃車
エンジン警告灯がオレンジに点灯

応急処置の方法

車のエンジンがかからない場合でも、電気がつく場合があるため、この状況に対して適切な応急処置を行うことが重要です。

特に、原因がバッテリーに関連している場合、ジャンプスタートが有効な対処法となります。

ここでは、ジャンプスタートの方法、必要な道具と手順、救援車を利用する方法について詳しく説明します。

1.ジャンプスタートの方法

ジャンプスタートは、他の車のバッテリーを利用してエンジンを始動させる方法です。特に、車のエンジンがかからない場合でバッテリーが原因と考えられる場合に有効です。この方法を行う前に、車両の取扱説明書を確認し、適切な安全手順を理解しておくことが重要です。手順を守ることで、トラブルを回避し、安全にエンジンを始動させることができます。

必要な道具と手順

ジャンプスタートを行うためには、以下の道具が必要です:

  • ブースターケーブル
  • 援助車(助ける側の車)

 手順は以下の通りです:

  1. 援助車と故障車を近づけ、エンジンを停止させます。
  2. ブースターケーブルの端を援助車のバッテリーのプラス端子に接続し、もう一方を故障車のバッテリーのプラス端子に接続します。
  3. ブースターケーブルのもう一端を援助車のバッテリーのマイナス端子に接続し、最後の端を故障車のエンジンブロックやシャーシの金属部分に接続します。
  4. 援助車のエンジンを始動し、その後故障車のエンジンを始動します。
  5. 故障車のエンジンがかかったら、順番にケーブルを取り外します:負極(マイナス)から正極(プラス)の順に外します。

2.救援車を利用する方法

ジャンプスタートができない場合や、ブースターケーブルがない場合は、救援車を利用するのも一つの方法です。ロードサービスを呼び、救援車が到着したら、担当者がエンジンの始動をサポートしてくれます。この方法では、安全かつ確実に問題を解決できるため、安心して利用できます。

以上が、緊急時の車のエンジンがかからない場合に取るべき応急処置の方法です。状況に応じた適切な対処法を理解し、冷静に対応することで、電気はつくがエンジンがかからないといったトラブルを迅速に解決することができます。

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予防策と定期的なメンテナンス

車のエンジンがかからないというトラブルを未然に防ぐためには、日常的なメンテナンスと予防策が非常に重要です。ここでは、バッテリーや電気系統のチェック方法、その他の日常的なメンテナンスについて解説します。

バッテリーの定期点検

車のエンジンがかからない場合、その原因の一つにバッテリー上がりがあります。バッテリーが劣化すると、エンジンをかけるための必要な電力が供給できなくなるためです。定期的にバッテリーの電圧を測定し、正常な範囲内にあることを確認しましょう。

特に、寒冷地ではバッテリーの性能が低下しやすいので、冬前には必ず点検することをおすすめします。

また、バッテリーの端子部が白く腐食している場合は清掃し、乾燥した布で拭くなどしてメンテナンスを行いましょう。

電気系統のチェック方法

電気系統に不具合があると、電気はつくのにエンジンがかからない場合があるため、定期的にチェックすることが重要です。

例えば、ヒューズが飛んでいるかどうかや、オルタネーターが正常に機能しているかを確認します。ヒューズが切れている場合は交換し、オルタネーターに異常がある場合は専門のメカニックに相談して修理を依頼しましょう。

また、電子キーの電池が切れていないかも確認しておくと良いでしょう。

その他の日常的なメンテナンス

エンジンがかからない原因を未然に防ぐためには、日常的なメンテナンスも欠かせません。

具体的には、ガソリンが劣化しないように注意し、長期間車を使用しない場合はガソリンタンクを空にしておくことが推奨されます。

また、点火プラグや燃料ポンプの動作確認も定期的に行いましょう。エンジン内部の異常を早期に発見するためにも、異音や異常な振動が感じられた場合はすぐに専門家に相談することが大切です。

引取り責任者

これらの予防策と定期的なメンテナンスを行うことで、エンジンがかからないというトラブルを未然に防ぎ、安全で快適なドライブを楽しむことができます。

よくある質問と答え

Q.バッテリーが上がっても電気はつく?

はい、バッテリーが部分的に上がっている場合でも、電気はつくことがあります。これは、バッテリーがエンジンを始動させるのに必要な高い負荷には耐えられないが、ライトやインパネなどの低い負荷にはまだ耐えられることがあるためです。この場合、ジャンプスタートやバッテリーの交換が必要になることがあります。

Q.電気はつくのにエンジンがかからないのはなぜ?

電気はつくがエンジンがかからない場合、複数の原因が考えられます。例えば、シフトポジションが正しい位置になっていない、セルモーターの故障、ヒューズの断線や異常、オルタネーターの故障などです。また、電子キーの電池切れや故障、ハンドルロックがかかった状態、ブレーキやクラッチをきちんと踏んでいないことが原因として挙げられます。これらの対処法については、具体的な症状に応じて対応することが重要です。

Q.エンジンがかからないが電気はつくがブレーキは硬い原因は?

エンジンがかからないが電気はつく場合、ブレーキが硬くなるのは真空アシストが働いていないことが原因です。真空アシストはエンジンが動いている間に作動するため、エンジンが始動しないとブレーキペダルが硬く感じることがあります。また、バッテリーが原因でエンジンがかからない場合も、低電圧によりブレーキの真空ポンプが十分に働かなくなることがあります。

Q.車のセルが回らないがライトはつくのはなぜ?

車のセルが回らないがライトはつく場合、いくつかの原因が考えられます。セルモーターが故障している可能性、イグニッションスイッチやリレーの問題、またはバッテリー電圧が低くセルモーターを動かすのに十分でない場合です。ライトは比較的少ない電力で点灯するため、バッテリーの電力が不足していても点灯することがあります。まずはバッテリーの状態を確認し、それでも問題が解決しない場合はセルモーターや関連する電気系統のチェックが必要です。

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まとめ

この記事では、車のエンジンがかからないが電気はつく場合の原因と対処法について詳しく解説しました。具体的な原因には、シフトポジションのずれやセルモーターの故障、ヒューズの断線、オルタネーターの故障、電子キーの問題、ハンドルロック、ブレーキやクラッチの不適切な操作、ガソリン不足や劣化、そしてその他の電気系統の問題が挙げられます。

エンジンがかからない場合には、まず上記の原因を一つずつ確認し、自分で対処できる簡単なものから試してみましょう。バッテリーに問題がある場合は、ジャンプスタートやブースターケーブルを使って他の車から電力を供給する方法が有効です。また、ガソリンが劣化している場合は、新しいガソリンを補充することも必要です。

これらの対処法を実施してもエンジンがかからない場合には、専門のメカニックやディーラーに相談することをお勧めします。無理にエンジンをかけようとすると、さらなるトラブルを引き起こす可能性があるため、慎重に行動しましょう。

最後に、エンジンがかからないトラブルを未然に防ぐためには、定期的なバッテリー点検や電気系統のチェック、そして適切なメンテナンスが重要です。日頃から車のコンディションを確認し、トラブルに対する予防策を講じることで、安心してドライブを楽しむことができます。

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